伝統特産品 / 伝統食品産業(播磨地域)

播州手延素麺(揖保乃糸)

播州手延素麺(揖保乃糸)は、播磨の清流揖保川と良質な小麦・赤穂の塩を原料に職人が丹精込めて引き延ばす伝統食品。茹で伸びしにくく歯切れの良いコシと滑らかな喉ごしで、全国的なトップシェアを誇る。

概要

  • 兵庫県手延素麺協同組合(たつの市)が厳格な品質基準と組合制度を守り、600年以上の歴史を受け継ぐ日本を代表する手延べそうめんブランド。

播州手延素麺「揖保乃糸」の歴史と風土

播州手延素麺(ばんしゅうてのべそうめん)は、室町時代の古文書に記録が残るほど古い歴史を持つ播磨の伝統食品。揖保川の清らかな水、赤穂の塩、播州平野の小麦、六甲おろしの寒風という素麺造りに最適な自然環境が揃ったことで産地が形成された。

「揖保乃糸(いぼのいと)」は、兵庫県手延素麺協同組合に所属する約400軒の製麺所が伝統の技法で造り上げる統一ブランドである。

熟成と引き延ばしを繰り返す伝統製法

小麦粉と塩水を練り合わせ、熟成(寝かし)を繰り返しながら徐々に細く引き延ばしていく伝統の「手延べ製法」を採用。油を塗りながら撚り(より)をかけることで、茹で伸びしにくく、心地よいコシとつるりとした喉ごしが生まれる。

赤帯(上級品)、黒帯(特級品)、最高峰の「三神(さんしん)」など、帯の色によって厳格にグレード分けされている。

そうめんの里での体験とアレンジ料理

たつの市にあるテーマ館「揖保乃糸 資料館 そうめんの里」では、実演見学や製造歴史の学習、館内レストランでの実食が可能。

夏の冷やしそうめんだけでなく、冬のにゅうめんや炒め物など通年で楽しまれている。公式レシピや産地情報は組合公式サイトで閲覧できる。

基本情報

種類
伝統特産品 / 伝統食品産業(播磨地域)
情報確認日
2026-11-04

出典

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