インサイトを見ていると、「トラフィックソース（流入元）」という項目に気づいたことはありませんか？
このSTEPでは、視聴者がどこから自分の配信・動画に来ているかを把握し、それに合わせた戦略を立てる方法を解説します。
🔍 トラフィック分析とは？
「おすすめから来た人」と「フォローから来た人」では、
視聴の目的・温度感・行動パターンが全く違います。
トラフィック分析は、以下のような指標をもとに
**「誰がどこから来て、どんな行動をしているのか」**を知るためのステップです。
📊 TikTokの主なトラフィック元
| トラフィック元 | 特徴 | 対応すべき戦略 |
|---|---|---|
| おすすめ | 新規ユーザーがランダムに流入／大量拡散向き | サムネ・1秒目の引きで“引きつける” |
| フォロー | すでにファンになっている人／通知から来る | 安定感・親近感・ルーティン要素が大事 |
| プロフィール | 過去の動画・LIVEを見てから流れてくるユーザー | プロフィールの見せ方／固定動画が鍵 |
| シェア | 視聴者が誰かにシェアした結果、他人が視聴 | 内容が「共有したくなるか」どうかがカギ |
| 検索 | 特定のワードやタグを調べて辿り着く | ハッシュタグ・キーワードの設計が重要 |
🧠 どこから来たかによって、何をすべきかが変わる
① おすすめ流入が多い場合：
- 初見の心を掴む「1秒目」と「表情・演出」がカギ
- すぐに離脱されないよう「引き込む構成」が重要
✅ 対応例：
- 表情・カメラ目線スタート
- タイトル読み上げでテーマ明示
- コメント誘導を早めに入れる
② フォロー流入が多い場合：
- 見慣れているからこそ、「安心感」や「変化」への工夫が必要
- 名前呼び、ルーティン、キャッチフレーズなどが効果的
✅ 対応例：
- 「○曜日は○○配信だよ！」など習慣化を意識
- 「◯◯さん、いつもありがとう〜！」で認知感UP
- 顔出ししてない人でも“声”や“トーン”で差別化できる
③ シェア・検索流入が多い場合：
- シェアされたくなる／検索されやすくなる「価値」が必要
- ノウハウ・ストーリー性・ネタ・名言などが有効
✅ 対応例：
- 動画内に要点を一言でまとめる
- 保存・友人シェアを促す「ひとこと」テロップを入れる
- キャッチコピーに「共感」や「学び」を込める
📝 実際の分析ワーク（テンプレあり）
あなたの最近の配信の「トラフィック元」を洗い出してみましょう。
| 日時 | 視聴数 | おすすめ流入 | フォロー流入 | シェア流入 | コメント傾向 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7/1 21:00 | 3,240 | 2,800 | 300 | 140 | 初見多め、質問が多い |
| 7/3 20:00 | 1,900 | 480 | 1,200 | 220 | 名前呼びに喜び反応 |
| 7/4 22:00 | 2,450 | 500 | 400 | 1,400 | 保存・シェア報告コメント多め |
✅ どの流入が中心かを把握し、その流入元に合った演出を考えるのがポイントです。
📎 ダウンロード：トラフィック分析テンプレート
🎁 Googleスプレッドシートでカンタン管理！
👉 分析用テンプレートをコピーする
📚 このSTEPのまとめ
- トラフィック分析は「誰がどこから来て、なぜ見たのか」を探るヒント
- おすすめ＝引きつけ／フォロー＝信頼／シェア＝価値拡散
- 流入元に合った配信内容や演出を設計しよう
🔗 次のステップへ
▶ STEP5｜分析→改善アクション：実例から学ぶ改善パターン
💬 アウトプットしてみよう！
- 自分のトラフィックデータを見て、どこを強化するかコメントしてみよう
- LINEオープンチャットでも成果報告や質問受付中！
