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投げてくれる人に執着しすぎていませんか?小さな枠でも新規ファンを増やすために必要な考え方

ライブ配信を続けていると、必ずといっていいほど直面するのが「同じ人ばかりに頼ってしまう問題」です。

特定のリスナーさんに大きく応援してもらえるのは本当にありがたいことです。けれど、その人に頼り切ってしまうと、お互いに負担が大きくなり、配信の未来が閉ざされてしまうこともあります。

特にTikTokなどのプラットフォームでは、ランキングやイベントが可視化されているため「今日も来てくれるかな」「今日は大事なバトルだから絶対来てほしい」とつい思ってしまいがちです。ですが、その考え方はリスナーにも配信者にも良い結果をもたらしません。

この記事では、配信者が陥りやすい落とし穴と、それを乗り越えるための具体的なアクションを紹介します。小さな枠でもファンを増やしていくために必要な考え方を、一緒に整理していきましょう。

投げてくれる人に執着するのはナンセンス

「今日も来てほしい」「今日のバトルだから絶対来て」――こうした気持ちは配信者なら誰でも抱きます。ですが、その人のお金や生活の事情までは分かりません。

中には無理をして借金してまで投げてくれる人もいますが、それは本末転倒です。本来「応援」はリスナーにとっても楽しいはずの行為。にもかかわらず、負担になってしまったら続きません。

つまり、投げてくれる人に執着してしまうこと自体がナンセンスなのです。リスナーを疲弊させてしまえば、結局は自分の配信を長く続けられなくなります。

真の恩返しは「新規ファンを増やすこと」

ランキングが上がったときやイベントで注目されるときこそ、新しい人に出会う大きなチャンスです。

今応援してくれている人たちへの本当の恩返しは「その瞬間に新規を掴んでファンを増やすこと」です。もし新しいファンを取り込めなければ、結局は同じ人たちに頼り続けるだけになり、負担は増すばかり。

「大きな枠だからできること」と思いがちですが、小さな枠でもできることはたくさんあります。たとえば初見さんをしっかり歓迎する、コメントを一つひとつ丁寧に拾う、新規にとって入りやすい雰囲気をつくる――こうした積み重ねは必ず力になります。

継続こそ最大の武器

配信を成功させるための一番の近道は「継続」です。

実際、トップ配信者と呼ばれる「四皇」クラスの人たちですら、毎日決まった時間に配信をしています。

自分はまだ小さな枠だから、と言い訳をして配信の頻度を落としてしまう人も多いですが、実は逆です。小さな枠だからこそ、まずは毎日配信を続けることが大事です。

固定リスナーをつかむためには、リスナー側に「この時間になったら配信を見に行く」という習慣をつくってもらう必要があります。習慣化させるためには、自分自身も習慣化して取り組む必要があります。

継続は力なり。派手さよりも「続ける力」が、配信を長く伸ばしていく最大の武器になるのです。

小さな枠だからこそできること

「小さい枠だから大きな配信みたいにはできない」と思うかもしれません。

しかし、小さい枠だからこそできる強みがあります。

  • コメントをすべて拾える
  • 一人ひとりに丁寧に対応できる
  • 初見さんが入りやすい雰囲気をつくれる

これらは大きな枠ではなかなか難しいことです。つまり、小さいからこそ「ファン化のチャンス」が多いということ。弱点だと思っていた部分を、むしろ強みに変えることができるのです。

「かけら」を追うことの本当の意味

ここで一つ大事なことを伝えたいのは、**「かけらを追いかけること=悪ではない」**ということです。

イベントやランキングで「かけら」を集めることは、短期的に数字を伸ばすためだけではありません。

多くの配信者は「まずは枠を作ってから上のリーグへ行こう」と考えがちです。

しかし実際には逆で、**「かけらを追いかけることこそが枠作り」**なのです。

かけらを追う過程でイベントに参加し、ランキングに載り、新規の人に見つかるチャンスが生まれます。

ただし、そのときに大切なのは「新規にリーチできる配信」を同時に行うこと。

常連だけに頼るのではなく、初見が入りやすい空気を意識することで、かけら追いは単なる消耗戦ではなく「拡張」のきっかけに変わります。

トップギフターの応援のあり方

配信の中では、「かけらを追っているときに手を差し伸べるのは、配信者のためにならないのでは?」という意見を持つ方もいらっしゃいます。

確かに、リスナーさんが無理をして支援することは決して望ましいことではありません。

ですが、それがすべてではありません。

むしろ配信者にとってとてもありがたいのは、「新しい人にリーチできる応援」をしていただけることです。

たとえば──

  • 初見さんが来ているときにギフトで場を明るくする
  • コメントで新規の方を歓迎する
  • 宝箱を活用して視聴者を増やす
  • コメントを誘発するような投げ方をする

こうした「場を広げる応援」は、本当に心強いものです。

一方で、無理をしてギフトを投げたり、

「もう枯れてる」と口にしてしまうのは、応援してくださる方自身が大変になっているサインかもしれません。

配信者としても「心配だな」と感じてしまうことがあります。

ギフトを投げる以外にもできることはたくさんあります。

コメントや雰囲気づくりで配信を盛り上げていただいたり、「促す側」として流れを作っていただけることが、何よりの支えになります。

配信者が取るべき具体的アクション

ここからは、実際に配信者がすぐに実行できる具体的な行動を紹介します。

  1. 配信時間を固定する
     決まった時間に毎日配信することで、リスナーに「習慣」を作ってもらう。
  2. 新規が入りやすい雰囲気をつくる
     常連だけで盛り上がるのではなく、初見さんに話しかける。
  3. ランキング上位のときは必ずフォローを促す
     「今見てくれてる人、ぜひフォローお願いします!」を自然に挟む。
  4. 負担をかけない感謝の伝え方をする
     「今日も投げて!」ではなく「来てくれるだけでうれしい」と伝える。
  5. 配信外でも努力する
     切り抜き動画やショート投稿で露出を増やし、新規が入りやすい導線をつくる。

これらの行動を積み重ねていけば、必ず新しいファンを獲得しやすくなります。

まとめ:執着より拡張

配信者にとって一番大切なのは「今応援してくれる人への感謝」と「未来のファンを掴む努力」です。

執着するのではなく拡張する。

小さい枠だからこそできる工夫と、継続する力を積み重ねれば、必ず大きな結果につながります。

「小さいから無理」ではなく「小さいからこそ伸びしろがある」と考えて、今日からまた一歩前に進んでみましょう

ABOUT ME
渋沢A壱
渋沢A壱 動画編集者/オンライン教育サポーター/ウェブディレクター/著者(執筆中) TikTokライブを日々コツコツ続けながら、リスナーとの交流や配信の工夫を地道に研究しています。 動画編集や配信ノウハウを初心者にもわかりやすく毎日発信し、同じように頑張る配信者の方々からも支持をいただいています。 現在は、人生や思考の新しい視点を探る書籍の執筆にも取り組んでおり、多角的な考え方を発信しています。 👉 TikTokライブはこちら 👉 X(Twitter)はこちら ライブ配信では、この記事のテーマをはじめ、配信運営のコツや視聴者との交流法を日々深掘り。 興味があれば、ぜひ気軽に遊びに来てください。
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