七命図

距離が縮まると、急に冗談が増える人|笑いで隠した「本当の顔」の守り方

近づくほどに、怖くなる

誰かと親しくなり、心の距離が縮まっていくとき。 本来なら、もっと素直な言葉を交わしたり、静かな時間を共有したりできるようになるはずです。 しかし、なぜか逆の反応をしてしまうことがあります。

急におちゃらけてみたり、茶化してみたり。 真面目な雰囲気が数秒続くだけで、居心地の悪さを感じて、すぐに冗談という名の煙幕を張ってしまう。 相手が真剣な眼差しを向けてくれているのに、こちらはピエロの仮面を被って、道化を演じてしまう。

日常の中で、大切な人との間にふと生まれる「笑い」の壁。 それは、楽しんでいるようでいて、実は何かから必死に逃げているサインなのかもしれません。

冗談という名の鎧

触れられたくない核心

冬の朝、姫路城の前で白い息を吐きながら走る主人公が、自嘲気味に叫びます。

「距離縮まったら、急に冗談ばっかり言い出すやつおるやん」

私たちは、心の奥底にある「柔らかい部分」に触れられそうになると、反射的に防御態勢をとります。 その最も有効な手段の一つが「冗談」です。 笑いに変えてしまえば、深刻にならずに済みます。 笑いに変えてしまえば、本音をうやむやにできます。 そして何より、笑いに変えてしまえば、「傷つくこと」を回避できます。

距離が縮まるということは、相手に自分の弱さや欠点を見られるリスクが高まるということです。 「見透かされたくない」「拒絶されたくない」 そんな恐怖心が、口元に不自然な笑みを貼り付けさせるのです。

真面目さを避ける理由

くノ一が、鋭い視線を投げかけます。

「真面目な話、避けてるんちゃう?」

忍者(マスク無し)も、その心理を見抜いています。

「冗談で誤魔化してるだけかもな」

真面目な話をするには、無防備になる必要があります。 武器を捨て、鎧を脱ぎ、生身の自分で相手と対峙しなければなりません。 それはとても勇気のいることです。

過去に真剣な思いを笑われた経験がある人や、自分の本音に自信がない人ほど、先手を打って「ふざけた自分」を演じます。 「私は物事を深く考えていない人間ですよ」というポーズをとることで、相手からの深い追求をかわそうとするのです。 これは、七命図でいう「役割の固定化」です。 「お調子者」という役割に逃げ込むことで、自分を守ろうとしているのです。

近づきすぎることへの恐怖

花魁の言葉が、その行動の根源にある感情を照らします。

「近づきすぎると怖なる人、おるんよ」

ヤマアラシのジレンマのように、近づきたいけれど、近づきすぎると針が刺さるのが怖い。 その葛藤が、冗談というクッション材を大量に生み出します。 相手のことが大切であればあるほど、壊れるのが怖くて、決定的な距離まで詰めさせないようにする。 冗談は、相手を拒絶しているのではなく、関係性を「壊れない安全圏」に留めておきたいという、臆病な愛情表現なのかもしれません。

逃げることも防衛本能

猫が正直に反応します。

「にゃー(猫も逃げるし)」

猫が急に抱きしめられると逃げ出すように、心の準備ができていない時に距離を詰められると、人は逃げたくなります。 その逃げ方が「物理的な移動」か「言葉による煙幕」かの違いだけです。

冗談ばかり言ってしまう自分を、「不誠実だ」と責める必要はありません。 それは、あなたの心がまだ「安全だ」と感じきれていない証拠であり、必要な防衛反応なのです。

沈黙を許せる日が来るまで

もし、相手が冗談ばかり言っているなら、無理に剥がそうとしなくていいのかもしれません。 その仮面の裏で、必死にバランスを取っている震えがあることを想像してみましょう。

そして、もしあなた自身が冗談で逃げてしまっているなら、そのことに気づくだけで十分です。 「ああ、今、怖がっているんだな」と認めてあげること。 いつか、冗談という鎧を脱いで、ただ静かに隣にいられる日が来るまで、その不器用なステップもまた、二人のダンスの一部です。


▼ ラジオで聴く(声の温度)

文字とは少し違う温度で、 同じテーマを静かに話しています。 夜に向いているかもしれません。

YouTube https://www.youtube.com/@shibusawa_eichi

Podcast(Spotify) https://open.spotify.com/show/14TYMbwp9zU4SVSsPvWj3S


▼ 手元に残す(七命図)

迷ったときに、 同じページへ戻れるように。 七命図としてまとめた形もあります。

Amazon(Kindle) https://amzn.asia/d/dZHup4T

ABOUT ME
渋沢A壱
渋沢A壱 動画編集者/オンライン教育サポーター/ウェブディレクター/著者(執筆中) TikTokライブを日々コツコツ続けながら、リスナーとの交流や配信の工夫を地道に研究しています。 動画編集や配信ノウハウを初心者にもわかりやすく毎日発信し、同じように頑張る配信者の方々からも支持をいただいています。 現在は、人生や思考の新しい視点を探る書籍の執筆にも取り組んでおり、多角的な考え方を発信しています。 👉 TikTokライブはこちら 👉 X(Twitter)はこちら ライブ配信では、この記事のテーマをはじめ、配信運営のコツや視聴者との交流法を日々深掘り。 興味があれば、ぜひ気軽に遊びに来てください。
🎤 あなたの「好き」を配信にしてみませんか?

あなたの“好き”を配信に変えてみませんか!

ゲーム、雑談、メイク、歌…
ひとつの好きが、誰かの光になる瞬間があります!

私たちはTikTok公認のライバー事務所として、
初配信からのスタートも、あなたのペースでサポートします!

スマホひとつで始められるので、全国どこからでも参加できます!


▶ TikTokライバー登録はこちら