ライブ配信って、始めようと思えばすぐ始められる。
けれど、いざ「配信する側」になると
最初の一歩がじわっと重くなる。
照明は?
声は聞こえる?
コメントはどう返せばいい?
ぼく自身もスタートの頃は、
“押すだけ”の配信ボタンが本当に遠かった。
でも、慣れてきてわかったのは
難しい準備はほとんど必要ない ということ。
大事なのは、スマホ1台でも
“心地よく話せる環境” をつくることだった。
今日は、これからライブ配信を始めたい人に向けて
ぼくが今でも続けている“スマホだけの準備術”をまとめてみた。
1. スマホ1台で十分。“見え方”の8割は角度で決まる
ライブ配信で最初に気になるのは、
どうしても「画質」や「照明」。
スマホの性能で画質は足りているし、
照明がなくても昼の室内なら綺麗に映る。
それより大事なのは
カメラの角度。
角度が悪いだけで、
・顔が暗く見える
・表情が読みにくい
・印象が固くなる
という変化が起きる。
おすすめはひとつ。
カメラを“目の高さより少し上”に置く。
それだけで
明るく柔らかい印象に変わる。
プロっぽさより、
“話しかけやすさ”が生まれる角度を目指すと、
配信は想像以上に軽く始められる。
2. 声が聞こえれば、配信は止まらない(音チェックのコツ)
ライブ配信は映像コンテンツだけど、
数字を大きく左右するのは 音質。
視聴者は
「よく聞こえる声」
に安心感を持つ。
とはいえ、高いマイクは不要。
スマホのマイク性能で十分。
ただしこれだけはやる。
配信前に“30秒だけ”テスト配信で声を確認する。
・声が割れてないか
・生活音が入ってないか
・距離が遠すぎないか
この30秒で、配信の“聞きやすさ”が大きく変わる。
視聴者の離脱率も下がり、コメントも増える。
音の準備は、配信の安心をつくる作業。
3. コメント対応は「正解を返す」より“温度”のほうが大事
初心者がいちばん悩むのが
コメント返し。
無言が怖い。
間違えたらどうしよう。
何を返せばいいかわからない。
ぼくも最初はずっと悩んでいた。
でも続けてわかったのは、
視聴者は正解を求めていない ということ。
求めているのは
“温度のある返事”。
・相手の名前を呼ぶ
・反応の速度より気持ち
・少しでも距離が縮まる返し方
これだけで十分伝わる。
ときどき会話が途切れても、
焦らなくていい。
人と人の会話だから、
沈黙があって自然。
むしろその“余白”が、
あなたの雰囲気をつくっていく。
4. 最初の30分は“居場所を作る時間”と考える
ライブ配信は、
最初の1分の静けさに不安を感じやすい。
視聴者が来ない。
コメントがない。
沈黙がつらい。
でも配信は
“徐々に温まるコンテンツ”
だと知っておくと、一気に楽になる。
ぼくが意識しているのは、
最初の30分は「誰かが来る時間帯」ではなく
“居場所を整える時間” という考え方。
・今日の気分
・最近気になったこと
・今日話したいテーマ
これをゆるく話しているだけで
自然と人が集まる。
急に盛り上げようとしない方が
画面の“空気”が柔らかくなる。
5. トラブルが起きても“配信が止まらない仕組み”を作っておく
スマホ配信でよくある困りごと。
・電波が突然弱くなる
・アプリが落ちる
・通知音が入る
これを全部解決しようとすると疲れるから、
ぼくが採用しているのは 「止まらない仕組み」。
1. Wi-Fiと4G/5Gの切り替えボタンをホーム画面に置く
→ フリーズしたら3秒で復帰できる
2. 不要なアプリは配信前に全部閉じる
→ 落ちにくくなる
3. スマホを充電しながら配信しない
→ 熱暴走を防げる
トラブルは防ぎきれない。
でも「止まらなければ問題ない」。
配信者に必要なのは、
完璧な環境より、
続けられる環境。
まとめ|“準備しすぎない準備” がいちばん強い
配信を始めるとき、
人はどうしても
しっかりやろうと背伸びをしたくなる。
だけど、
視聴者が惹かれるのは
“完璧さ” ではなく
あなたのペースと温度。
・スマホ1台で十分
・角度と声だけ整えればOK
・コメントは正解より、距離
・最初の30分は整える時間
・トラブルは仕組みでカバー
これだけで配信は続けられる。
続ければ、必ず人は集まる。
あなたの声が、
どこかの誰かの画面で今日も届くように。
<関連記事>
・TikTokライブで気づいた“スキルより大切だった3つの習慣”
・「続けたいのに続かない」|モチベが折れやすい人ほど抱えやすい3つの壁
あなたの“好き”を配信に変えてみませんか!
ゲーム、雑談、メイク、歌…
ひとつの好きが、誰かの光になる瞬間があります!
私たちはTikTok公認のライバー事務所として、
初配信からのスタートも、あなたのペースでサポートします!
スマホひとつで始められるので、全国どこからでも参加できます!



