■ はじめに
兵庫県姫路市の北部に広がる書写山。そのふもとに佇む「書写の里・美術工芸館」は、観光スポットとしてだけでなく、地域の文化・伝統工芸を身近に感じられる場所として長く親しまれてきました。
とくに夏休みの時期は、家族で楽しめる企画展や体験イベントが豊富で、地元の小学校や中学校の「文化体験スポット」としても知られています。
この記事では、書写の里・美術工芸館の見どころ、伝統工芸「姫路張子」の歴史、夏休みに開催される人気イベント、アクセス・料金まで詳しく紹介します。
初めて訪れる方でも、この記事を読むだけで“館内の歩き方”までイメージできる構成にしています。
■ 書写の里・美術工芸館とは
書写の里・美術工芸館は、1994年に開館した美術館で、姫路藩の時代から続く工芸文化を現代に伝えるためにつくられました。
館の建物は、書写山圓教寺の大屋根をイメージした重厚な瓦葺き。書写山の自然と調和するように設計されており、雨の日は瓦に落ちる雨音が静かに響き、淡い光が差し込む空間がまた魅力的です。
● 書写山の麓に広がる静かな文化空間
場所は書写山ロープウェイ近く。
同じエリアには圓教寺、夢前川の散策路、カフェなども点在していて“半日観光”に向いたロケーションです。
書写山は映画やドラマのロケ地として使われることも多く、観光としての価値も高い場所。
美術工芸館はその文化の玄関口として機能しています。
■ 館内の展示と魅力
美術工芸館の館内には6つの展示室があり、常設展示と企画展が交互に開催されます。
● 清水公照氏の常設展示
展示室Aでは、郷土出身で東大寺の元管長でもある清水公照(しみず・こうしょう)氏の作品を常設展示。
仏教・書・絵画・陶芸など幅広い表現を残した人物で、作品には「温かさと鋭さ」が同居した独特の空気があります。
たとえば、墨のにじみをそのまま味として残した書作品や、素朴でありながら表情豊かな陶芸作品など。
“難しい美術”というより、日常の息づかいを残したアートとして観賞できます。
● 工芸工房 ― 実演が見られる貴重な場所
書写の里・美術工芸館の最大の特徴がこの工芸工房です。
ここでは姫路の伝統工芸「姫路張子」「姫路こま」などの制作実演が行われています。
普段はなかなか目にすることのない“職人の手元”を間近で見られるのが魅力。
制作途中の型、色づけの工程、紙の扱い方まで、丁寧な技を目の前で見る体験は貴重です。
■ 姫路張子とは
張子は、和紙を張り重ねて形をつくる日本の伝統工芸で、室町時代に中国から伝わったと言われています。
姫路の張子は「素朴で温かい表情」が特徴。江戸時代から続く張子文化のなかでも、姫路張子は比較的歴史が古く、郷土玩具として親しまれてきました。
● 姫路張子の歴史
姫路の張子作りが本格化したのは明治初期。
創始者は豊岡(豊国屋)直七とされ、以降代々技を受け継ぎ、現在は四代目にあたる松尾隆氏が制作を続けています。
「紙を張る」「形を作る」「乾燥させる」「色を塗る」
どの工程も熟練した技が必要で、簡単に見えて奥が深い世界です。
● どうして張子は全国に広がったのか
江戸時代の城下町では、紙が手に入りやすかったことから、張子は“身近な素材で作れる玩具”として広く普及しました。
型が軽く、子どもでも扱えるため、多くの家庭で親しまれたのです。
こうした歴史的背景が、現在まで伝統が受け継がれている理由でもあります。
■ 基本情報(アクセス・料金)
● 所在地
〒671-2201
兵庫県姫路市書写
● 問い合わせ
書写の里・美術工芸館
TEL:079-267-0301
公式サイト:http://www.city.himeji.lg.jp/kougei/
● アクセス
・JR姫路駅から書写方面バスで25分
・車の場合は無料駐車場あり
・書写山ロープウェイ乗り場まで徒歩圏内
■ 入館料・割引制度
| 区分 | 大人 | 大学生・高校生 | 小・中学生 |
|---|---|---|---|
| 個人 | 300円 | 200円 | 50円 |
| 団体(20名以上) | 240円 | 160円 | 40円 |
無料対象:
・各種障害者手帳の所持者と介護者1名
・姫路市内在住の65歳以上
・どんぐりカード・ココロンカード提示の市内小中学生
■ 開館時間・休館日
開館時間:10:00〜17:00(最終入館 16:30)
休館日:月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(土日祝を除く)、年末年始(12/25〜1/5)
■ 夏休みに人気のイベント(アーカイブ紹介)
書写の里・美術工芸館では、夏休み期間に子ども向けの企画展「夏休み子どもミュージアム」が開催されてきました。
● 過去の企画テーマ
・模様(もよう)
・色彩(いろ)
・姫路の郷土工芸を学ぶ体験
・作品鑑賞クイズ
・ワークショップで作る張子・木工
展示は“見るだけ”ではなく、クイズ形式で参加できたり、工芸品の細部を観察したりと、子どもの興味を引き出す構成が人気でした。
● 家族で楽しめる理由
・小学生・中学生向けの説明がわかりやすい
・職人の手仕事が見られる
・館内が静かで落ち着いている
・大人も楽しめるアート展示がある
「親子で行きやすい美術館」としてリピートされる理由はここにあります。
■ 工芸教室・ワークショップ
年間を通して以下のような体験イベントが開催されています。
・姫路張子の絵付け教室
・木工・木切れ工作
・漆絵体験
・播磨工芸体験
・夏休み自由研究向けワークショップ
一部は事前申し込みが必要で、往復はがきか公式サイトの申込みフォームから応募します。
■ 書写山とあわせて楽しむモデルコース
① 姫路駅 → バスで書写へ
② 書写の里・美術工芸館を見学
③ 書写山ロープウェイで山上へ
④ 圓教寺を散策(映画・ドラマのロケ地)
⑤ 下山後は近隣カフェで休憩
⑥ 姫路城へ戻る or 姫路駅で食事
■ まとめ
書写の里・美術工芸館は、伝統工芸やアートを身近に感じられる貴重なスポットです。
特に夏休みは子ども向け企画が充実し、家族での思い出づくりにぴったり。
張子の実演や展示を通して“作る楽しさ”を体験でき、姫路の文化を深く知るきっかけにもなります。
姫路観光のルートに入れても、書写山の散策と合わせても、どちらでも楽しめる場所です。
静かな空間で伝統工芸の魅力に触れてみてください。
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